しまくとぅばニュースだいじぅんすー
活動報告
沖縄県・しまくとぅば普及センターでは、しまくとぅばの普及、
先人達の生活の知恵、大切な教え「黄金言葉を」
身近に感じていただくために、沖縄の黄金言葉を一般公募し
56件の応募の中から12の言葉を選定しました。
更にその言葉に合った原画を高校生に募集し
66件の応募作品から選ばれた12の原画と黄金言葉を組み合わせ
「黄金言葉カレンダー」を完成させました。
令和6年1月23日に沖縄県庁1階県民広場において、
沖縄県・しまくとぅば普及センターと沖縄県教育委員会の合同で
「黄金言葉カレンダー原画コンクール」の表彰式を開催しました。
入賞した高校生、学校関係者等が出席し、主催者を代表し、
狩俣繁久沖縄県・しまくぅば普及センター長から
入賞した高校生に賞状を授与しました。
狩俣センター長は「明るい絵が多く、若者たちの感性に驚き新鮮だった。
これを機に沖縄の言葉、自然、文化に関心を持って欲しい。」
と期待のことばを述べました。
真和志高等学校3年の照屋春乃さんは
「歩グ足キドゥ 泥ヤビッカル」(歩く足にこそ泥は付くものだ)
という与那国島の黄金言葉に「働くシーサー」と題して原画を描きました。
制作の段階で工夫した点を紹介し、「働くことの尊さを感じ、
シーサーが汗をかき働く姿をポップに描いた。
たくさんの方に見てもらえることを楽しみにしている。」
と受賞の喜びを述べました。
各地域の黄金言葉を選定していただいた皆様、
高校生の皆様、ありがとうございました。
当センターは今後も学校でのしまくとぅば教育を通じ、児童生徒に対しする
各地域のしまくぅばの普及継承に取り組んでまいります。
★令和6年度カレンダーの黄金言葉はこちらから聞く事ができます。
★こちらからカレンダーの電子版をダウンロードすることができます。
狩俣センター長
真和志高校 3年照屋春乃さん
受賞者のみなさん