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しまくとぅば普及センターについてわっしてぃや
ならんどー

センター概要

備瀬のフクギ並木(沖縄県本部町)
備瀬のフクギ並木(沖縄県本部町)

設立目的

県内各地において受け継がれてきた「しまくとぅば」は、地域の伝統行事等で使用される大切な言葉であるとともに、組踊や琉球舞踊、沖縄芝居等といった沖縄文化の基層であり、いわば沖縄のアイデンティティの拠り所でもあります。 しかし、平成21年には、ユネスコ(国際教育科学文化機関)により、消滅の危機に瀕する言語に指定されています。 消滅の危機に瀕する「しまくとぅば」の普及、伝承を一層促進させるため、普及に取り組む関係機関や団体と連携を図りながら、普及の中核的機能をはたすために設置されたのが「しまくとぅば普及センター」です。
名 称 しまくとぅば普及センター
住 所 〒900-0021 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 9階 しまくとぅば普及推進室内
電話番号 098-988-0411
設 立 2017年9月12日
設置形態 沖縄県からの業務委託による運営
センター長 狩俣 繁久(かりまた しげひさ)
組織体制 センター長(1名)、普及コーディネーター5名
事業概要 ・総合窓口機能(情報提供やアドバイス) ・人材の育成及び活用 ・人材バンクの設置 ・しまくとぅば検定の実施 ・普及ツールの作成 など

しまくとぅば普及行動計画

「しまくとぅば」の現状と課題について

「県内各地域において受け継がれてきた「しまくとぅば」は、地域の伝統行事等で使用される大切な言葉であるとともに、 組踊や琉球舞踊、沖縄芝居等といった沖縄文化の基層であり、いわば沖縄県民のアイデンティティの拠り所でもあります。 そのため、平成18年には、議員立法により、「しまくとぅば」の普及、継承を図ることを目的に、 毎年9月18日を「しまくとぅばの日」とする条例が制定されました。 しかし、平成21年には、ユネスコ(国連教育科学文化機関)がアイヌ語・八丈語・奄美語・国頭語・沖縄語・宮古語・八重山語・与那国語の 八つをそれぞれを消滅の危機に瀕する言語に指定し、そのうち五つが沖縄県内で使われています。 また、平成25年に行った「しまくとぅば県民意識調査」において、県民は「しまくとぅば」への親しみを持っている反面、 「しまくとぅば」を主に使う人が、全体で10%となっており、消滅の危機の実態が 数値においても証明され、更に、若年層ほど「しまくとぅば」が使えない状況が顕著となっています。 今一度、県民の皆様に、「しまくとぅば」に関心を持っていただき、その重要性について理解を深めていただくことにより、 沖縄文化の基層である「しまくとぅば」が、次世代へ継承されるような施策を展開していきます。

しまくとぅば普及推進行動計画(第2期計画)(令和5年度~令和13年度)

前期計画における取組の成果や課題等を踏まえ、「しまくとぅば普及推進計画(第2期計画)」を策定しました。当該計画は令和5年度から令和3年度までの9年計画となっており、基本方針を保存・普及・継承に分類したうえで様々な施策を実施し、これまで以上にしまくとぅばの普及継承に取り組んでいきます。 「しまくとぅば」普及推進行動計画(第2期計画)